去年の暮れ、狂気のファンに襲われることとなったが、それ以前から元ビートルズのジョージ・ハリソンは世間から身を隠すようにしていた。少なくとも音楽作りに関しては。 だが、現在二ール・ヤングのバンドの一員としてツアーに参加している有名なセッション・ドラマーのジム・ケルトナーに言わせれば、ジョージは非活動的なんかではない。 ケルトナーはローンチに対して次のように話した。過去２年の間に自分はイギリスに飛び、ジョージが短い時間で書いた多くの曲のレコーディングに向けて手伝いをした。一切レコーディングはなされなかったが、と。 「彼は金庫の中から、実際に完成させたいと考えている曲の材料を取り出しはじめたんだ。」と、ケルトナーは言う。 「彼には完成させてはいないとてもたくさんの曲の素材のようなものがあって、それらにおいて私はドラムを担当した。私が演奏した曲の中のいくつかは全く素晴らしく、見事なものだ。彼がそれにどう手を加えるのかを待ちきれないくらいだよ。彼がプロデュースをするにあたって誰の、あるいは何の助けを借りるつもりかはわからないが、これだけは自信を持って言える。彼は何かしらクールなものを発表するだろう。」 ジョージは現在のところ、近いうちに何かをリリースする予定はない。 トラベリング・ウィルべリーズが再結成されるという前々からの噂に関しては、ケルトナー--彼は同グループでもよくドラムを叩いていた--は次のように言う。「その噂は私も聞いている。みんなも知っているんだろう。」 だが彼はこう付け加えた。現時点ではジョージは再結成に最も関心がないメンバーであるようだ、と。 「結局は全部ジョージ次第だと思う。私が他のメンバーと話した時、トム（ぺティー）、あるいはジェフ（リン）、あるいはボブ（ディラン）、彼らみんながジョージ次第だと言っているように聞こえた。ジョージはやってみたと思う時もあれば、他の事で忙しいんだからと思うときもあるようだ。」 George Harrison's Next One From The Vaults?
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