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どんなアルバムがあるの?




1962年-1970年

まず、ビートルズが4人で活動していた1962年から1970年までの8年間にリリースした公式アルバムを、リリース年代順に並べてみましょう。(1962年には、アルバムは発表していないんですが・・。)日付は、基本的には本国イギリスでの発売日です。

Please Please Me 1963年3月22日

デビュー曲「Love Me Do」、大ヒット曲「Please Please Me」を収録し、イギリスで29週連続1位の座を守りつづけた記念すべきビートルズのデビュー・アルバム。


With The Beatles 1963年11月22日

「It Won't Be Long」、「All My Loving」を含む全14曲。なお1位の座についていた「Please Please Me」を自ら蹴落として1位に。その後21週連続1位。


A Hard Day's Night 1964年7月10日

アメリカとイギリスで300万枚以上売れた「Can't Buy Me Love」、400種ものカバーがある名曲「And I Love Her」を収録したサード・アルバム。21週連続1位。


Beatles For Sale 1964年12月4日

前作から5ヶ月足らずでの発売で、やや力のない作品と言われるが、予約枚数は当時の新記録を打ち立て、やはり初登場1位。全世界で600万枚以上が売れた。


Help! 1965年8月6日

同時期にリリースされたシングル「Help!」、このアルバム「Help!」、映画「Help!」のどれもがチャート・トップを獲得。11週連続1位。奇跡的な名曲「Yesterday」を収録。「It's Only Love」もおすすめ。


Rubber Soul 1965年12月3日

アメリカでは9日間で120万枚突破、全世界で300万枚を売上げ13週連続1位。あらゆる記録を塗り替え、評論家もそろって賞賛した。 「Michelle」「In My Life」を収録。


Revolver 1966年8月5日

7週連続1位。最も多くカバーされたアルバムで、他のアーティストの評価が非常に高い。また本国イギリスでもビートルズのNO.1アルバムと認められている。 「Here, There And Everywhere」「For No One」は、ポールが作ったジョンが大好きな曲。


Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band 1967年6月1日

ビートルズの、またロック・ポップス史上の、最高峰アルバム。文化一般に影響を及ぼし、グラミー賞では4部門を総なめ。今なお世界中で売れ続けている。22週連続1位。 「A Day In The Life」はこれこそビートルズという、このアルバムを神聖化した名曲。


Magical Mystery Tour 1967年11月27日

テレビ映画「Magical Mystery Tour」用の曲を中心にして、後半にシングルを集めた構成。8週連続1位を記録。 「Strawberry Fields Forever」「Penny Lane」「All You Need Is Love」など魅力的な内容。


The Beatles 1968年11月22日

ホワイト・アルバムの名で親しまれている初の2枚組アルバム。9週連続1位、世界で800万枚売れたといわれ、空前のヒットとなった。統一感はないが音楽作りの喜びの結晶と評価されている。 みんな知ってる「Ob-La-Di, Ob-La-Da」。


Yellow Submarine 1969年1月17日

映画「Yellow Submarine」のサウンド・トラック盤で、収録曲の半分はジョージ・マーティン・オーケストラの曲。新曲は4曲しか入っていなく、発表当時新譜アルバムと見られなかったほど。 チャート2位が最高で、1位には「ホワイト・アルバム」がいた。


Abbey Road 1969年9月26日

ビートルズが最後にレコーディングをしたアルバム(リリースはLet It Beの方が後)。各チャートで初登場1位を記録、その後19週連続1位。 ビートルズとしてのレコーディングの終わりを告げる「The End」、ポールのピアノとボーカルがあまりにも美しい「You Never Give Me Your Money」。


Let It Be 1970年5月7日

レコーディング後のアルバムの編集・制作にビートルズのメンバーは無関心で、結局フィル・スペクターにすべて任されることとなった。3週連続1位。 「The Long And Winding Road」のスペクターのアレンジにポールは憤慨しオリジナルに戻そうとしたがそのまま収録されてしまった。やはりそれでも名曲なのだが。





ベスト・アルバム

最初はやっぱりベスト・アルバムから!という方はこちら。ビートルズのベスト・アルバムとしては1973年にリリースされた赤盤・青盤という名で親しまれているものと、2000年にリリースされたTHE BEATLES 1とがあります。

The Beatles / 1962-1966 1973年4月19日

通称「赤盤」。ビートルズ前期の名曲を収録した、2枚組。26曲を収める。なお、赤盤・青盤はビートルズのメンバーであるジョージ・ハリソンが選曲をしている。


The Beatles / 1967-1970 1973年4月19日

通称「青盤」。こちらも赤盤と同様2枚組で、ビートルズの後期の楽曲全28曲を収録している。超有名な曲ばかりで、ビートルズをあまり聴いたことのない人でも、耳にしたことのある曲は多いはず。


THE BEATLES 1 2000年11月13日

チャート・トップを飾ったシングルばかりを集めたベスト盤。CD1枚に27曲を収めており、赤盤・青盤をさらに厳選したようなアルバム。 デジタル・リマスタリングが施されているため、クリアな音になっている。




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