2000-06-12 ポールがリバプールを訪問

サンデー・ミラーによると、ポールは個人的な追憶の生地訪問をしたという。

MAC TO THE FUTURE


ポールがマジカル・ミステリー・ツアーで過去を再体験

ポール・マッカートニーが再びごく個人的なマジカル・ミステリー・ツアーを行った。…生地のリバプールを追憶の訪問をしたのだ。

ポールは友人であり自分の運転手でもあるジョン・ハメルと共に記憶の小道を旅した。かつてのティーン・エイジャー時代によくいた場所を訪れたのである。

2人は初期のビートルズの頃の思い出に満ちた町を2時間近くかけてドライブして周った。彼らが最初に車を止めたのはウールトン・ビレッジのセント・ピーターズ教会である。 ― そこはポールが初めてジョン・レノンを見た場所だ。ジョンは教会の祭りで初期のバンド、クォリーメンとして演奏していた。

その日の晩の遅くにポールはジョンに紹介されたのである。かつてジョンは次のように語った。「あの日だったんだ、僕がポールに出会った日、それに事が動き始めた日は。」

ちょうど2週間前、ポールは同じ場所に20分間立ち、40年以上前のあの特別な日のことを思い出していたのだ。

そこから数ヤード離れたところにある墓地には、ビートルズの歌によってその名前が不朽のものとなったエリナー・リグビーの墓が横たわっている。

ポールとジョン・ハメルはそれからウールトンの屋内プールに向かい、そこでサインをした。

彼らが次に止まった場所はメンラブ・アベニューである ― そこの家はジョン・レノンがおばと一緒に暮らしていて、バンドの若者が何時間もリハーサルをしていた場所でもある。

2人はストロベリー・フィールズも訪れた。 ― 有名な門扉が戻って来た所だ。先日この門扉が盗まれ、数日後に取り戻されたのである。

ある関係者の言葉では、「ポールは本当に郷愁に耽っている。彼はよくふらっと飛行機に乗って好きな思い出がある場所を再訪するんだ。」

「彼は世界最大のバンド出身で、億万長者のポップ・スターかもしれない。しかし彼はあくまでもリバプールの出身だし、自分のルーツは忘れられないんだろう。」

ポールは有名な母校、リバプール・インスティテュート・オブ・パーフォーミング・アーツの生徒に会うために、プライベート・ジェット機で何日か前にこの町に来ている。

地元でビートルズ・ショップを営むステファン・ベアリーは言う。「ポールがまた戻ってくるのを見るのはほんとに嬉しいよ。彼はとても元気そうで幸せそうに見えるね。」

ポールは先週、亡き妻のリンダにちなんで名前が付けられた新しい癌センターに対して祝辞を贈った毎年100,000人以上の患者が、ロイヤル・リバプール大学病院の一部である、ハイ・テクを駆使したリンダ・マッカートニー・センターの恩恵を受けているという。

 

 

 

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